声帯ポリープ切除体験記

闘病5
ある時期から、少し、のどが痛いような、のどが詰まるような感じがしていました。
咳は出ませんでした。
自分は風邪かと思い、市販の風邪薬を飲んだり、のどの薬を飲んだりしました。
熱や、その風邪の症状はありませんでした。
2,3日すると、声が出にくく、かすれたような声になってしまいました。
それからどんどん悪化して、自分の今までの声と全く違う声になってしまいました。
さらに、声の出方もとぎれとぎれしか発声できませんでした。
喉を自分で鏡で見てみると、少し腫れているように見えました。
でも、普通の風邪ののどの赤みと同じ程度です。
ある日、電話に出ようとしたら、一言も声が出せなくなりました。
突然、声が出なくなってしまったのです。
いよいよ、おかしいと思い、耳鼻咽喉科へ行きました。
声の出具合からして、かなりおかしいとお医者さんもすぐに判断したようです。
内視鏡で、のどを検査してもらいました。

 

お医者さんは内視鏡の映像を見ながら、
「のどの辺りは、そこまでひどい腫れにはなっていない」と言いました。
そして、さらにのどの奥の、声帯にかかる部分を内視鏡で診た時に、
「どうやら、のどより奥の、声帯の部分に異常がある」
と言われました。

 

声帯とのどの違いなど意識したことが無かったので、正直良く分かりませんでした。
自分で口を開けて鏡で見える範囲ではなく、その奥の部分が腫れているようなのです。
それからさらに内視鏡で診たところ、ポリープが発見されました。
「声帯ポリープですね」
と言われた時は、ショックで身動きできませんでした。
芸能人などで時々報道されて、病名は知っていました。
そういう報道で、「声帯を手術すると、声が悪くなったり、声が出にくくなる」と言うイメージがあったのです。
歌手が声帯ポリープ手術で歌えなくなるというイメージです。

 

お医者さんは、ポリープは非常に小さいので、内視鏡で切除できると言いました。
ただ、麻酔をしたりするので、手術の予定日を決めて、事前に用意してから切除すると言いました。
自分は不安で、両親に相談しました。
しかし、ポリープは悪化して腫瘍になることもあり、切除するべきだという医師の意見は正しいと思われます。
ポリープと言うのが何なのか、良く分からない自分にとっては非常に不安でした。
それから、色々調べて、声帯のポリープは良性で、がん化する事はほとんどないが、切除するのが良いという事を確認しました。
それで、ポリープを切ってもらう手術をしてもらいました。
手術は、驚くほどあっけなく終わりました。日帰りです。
麻酔薬を飲み、内視鏡を鼻から入れて、良く分からないうちに、お医者さんがポリープを切除したらしいのです。
切った瞬間もわかりませんでしたし、痛くもありませんでした。
そして1時間ほど点滴を打ってもらって安静にして、
そのまま自宅へ帰宅しました。

 

痛み止めを点滴してくれていたようで、痛み止めが切れた時にようやく、のどの辺りに、鈍痛のような違和感を感じました。
その旨は、医師から説明を受けていました。
しばらく違和感が続くが、切った後の切り傷が修復している段階なので、安静にするようにと言われていました。
その通り安静に、1週間ほど過ごしました。
声はその間は出さないよう、注意をされていました。
1週間後に医師に診てもらうと、術後も良く、声帯もキレイに戻ったようです。
声を出してみると、元の自分の声になっていました。
今考えてもとても不思議です。
とにかく、その後、異常もなく、普通通りの話をできているので、手術成功に感謝しています。